このたび、外国で得られた資格・学歴にかかわる証明書類の電子化をテーマとして公開研究会を開催します。欧米では、証明書類の電子化が大きく進展しており、電子的な証明書類の取扱いを標準化するための「グローニンゲン宣言」が採択されています。オーストラリアでは、証明書類を学生、大学間で電子化するために、My eQualsというシステムが発足しました。米国、カナダでも証明書類の電子化が進むと同時に、複数の国で共同したシステム開発がすすんでいます。こうした新たな動きを日本に紹介し、課題を共有する取り組みとして、公開研究会を開催いたします。「グローニンゲン宣言」事務局長、My eQuals代表などから取組み経緯や最新情報をおききします。海外からの留学生の招致、高度人材の受入れをすすめるためにも、重要なテーマになりますので、是非ご参集ください。
<ゲスト>
Herman de Leeuw, Executive Director, Groningen Declaration Network
Andrew Trnacek, Chief Executive Officer, Higher Ed Services (My eQuals)
Michael Porter, Senior Strategist, World Education Service(WES)
【公開セミナー】(Webinarにより同時配信予定)
1月31日(木)公開研究会 18:30-20:00
東北大学東京分室(東京駅八重洲口よりすぐ。サピアタワー10階)
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/bun/bun.html
入館には事前登録が必要なため、オンラインによる申し込みをおこなってください。
<申込は以下のサイトから>
申込はこちらから
2018年2月には、「アジア太平洋地域における高等教育の資格の認証にかかわるユネスコ地域協定(東京規約)」が発効したことを契機に、日本でも国際標準の資格認証体制の確立は喫緊の課題となっています。本公開セミナーでは、日本が多様な国から留学生や高度人材を受け入れていくうえで、どのようなシステムや認証体制が必要となるか、を検証します。
主催:東洋大学FCE科研チーム
科研費基盤研究B「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」(代表者:芦沢真五)
共催:一般社団法人 持続可能な国際教育推進のための研究コンソーシアム(RECSIE)
協力:東北大学